sonimage groupement 2001!!
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日常によりそっている古い古い物語と
生まれたばかりの物語
私の世界が成り立っている場所
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行ったことはないのに
気がつくと 想い描いている場所がある
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私の中の破壊と再生の欲望のバランス
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移り変わってゆく はかないものたちのすがた
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永遠につづくような一瞬の夢
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あの山の向こう
あの水平線の向こうの知らない世界
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大昔から繋がっている不思議な連鎖 未来へも・・・・・・
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こういった色々なことへの想いが
作品を作ることに繋がっているのだと思う
朝比奈益代
Asahina Masuyo
1968年生まれ
1996〜2000年
THE LIBRARY展 Gallery ART SPACE
1998年 版の景色(三人展) Gallery ART SPACE
1999年 個展 Oギャラリーup.s
2000年 個展 ギャラリー代々木
(他グループ展多数)
「世界のはじまりの朝」、それはなるほどと思う。
朝比奈益代の世界は高度に抽象化された危機を胎包していて、
ぼくを驚かせた。
それが
いまだ、けっして具象することのない危機であること、
そこに
休みの国の豊饒がある。
世界ははじめから危機を受胎し、
そこに
世界はそれ自身が危機として受胎される。
世界はときに危機を産み落とし、
そこに
世界は危機それ自身として産み落とされる。
朝比奈益代の世界はその黎明の姿を正しく切り落とす。
題名「世界のはじまりの朝」、
それをなるほどと思う。
なかおちさと