いまにも滴り落ちそうな、
朝露が、
一粒分だけ、
反転させて世界、
ぼくは、
あっち、
「あっち」ていう、
こわれてしまいそうな、
そんな場所があることを知った、
朝の、
それは、
めまいのする散歩